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複数の課題を同時にこなせない

ADHDのある人は、複数の課題を同時に行うのが苦手(マルチタスク)。なぜなら一つの事を始めるとそればっかりに意識が行ってしまいます。やらなければならないもう一つの作業の進行状況を頭の片隅にとどめておき、状況を見ながらもう一方のほうも進めていくということがなかなかできません。また、いろいろ目移りしやすくちょっと手を出すのですが、またほかの事に目移りしたりしてちょっと手を出す。その繰り返しでどれも中途半端になってしまいます

優先順位がわからない

やらなければならない仕事がいっぱいあるときに「なにからやればいいのだろうか」と混乱したり、ひどいときには「早くやらなければ」というようなプレッシャーにおされてやり方を全く思い出せなかったりしてパニックになることがあります。また、「ミスをしてはならない」と思うと逆にそれがプレッシャーになりさらなるミスを犯すというともたびたびあります。

今何をやるべきなのか?という判断がうまくできないので、まずやるべきことからやらないで、自分の好きな事、興味のある事、成果の得られやすい仕事のほうから先に始めてしまうといことがあります。